うちの子可愛いけど、抜け毛がねぇ~💦抜け毛対策、ポイントは?
2024/09/18
ワンちゃんの抜け毛、あなたの悩みの始まり~
愛犬の抜け毛がひどくて掃除をしてもすぐに溜まってしまい、困っているという飼い主さんはいませんか?
今回は、犬の抜け毛の原因から対策、お掃除のコツまでをご紹介します。
目次
「犬の抜け毛は諦めた!」はいけない理由
① 犬の抜け毛がダニの温床!?
ダニは犬の抜け毛が大好きです💦
放置していると、室内の大量の抜け毛がダニの温床になりやすく、ワンちゃん、そして飼い主さんもダニに刺されてしまい、激しい炎症によるかゆみに悩まされることになります。
特に、免疫力や皮膚が弱い赤ちゃんがいるご家庭では、犬の抜け毛を放置することは危険といえます。
② 犬の抜け毛がハウスダストの原因!?
犬の抜け毛、中でも線毛に似ているアンダーコートはハウスダストの原因となりやすく、室内にハウスダストが増えると、人間の場合には咳やくしゃみ、目などのかゆみが伴います。
さらにワンちゃんでは、被毛にフケや臭いの発生、皮膚の赤みやひどいかゆみ、かさぶたといったアレルギー症状が発症することがあります。
犬の抜け毛がひどいのは?
犬の抜け毛がひどくなる原因には?
栄養不足
ワンちゃんの被毛の成長には、亜鉛やビタミン、アミノ酸などの栄養素が必須。
その栄養素が不足することで、抜け毛が増えてしまうことがあります。
ストレス
ストレスで抜け毛が~と聞くと、人間でも多く、イメージできるかと思いますが、ワンちゃんでも環境になじめない、緊張によるストレスなどで抜け毛が増えてしまい、脱毛症になり、ワンちゃんがストレスを溜めてしまった場合には、体を必要以上に舐めてしまうことや被毛を搔きむしりやすく、抜け毛が増えて脱毛になりやすいです。
病気
病気が原因で抜け毛の量が増え、抜けたままになってしまう脱毛症を発症することがあります。
① ホルモンの病気・・・抜け毛が増える病気の代表例としては、淡色や黒色のワンちゃんでおこりやすい遺伝的な病気や高齢で内分泌のホルモン異常の病気があります。
ホルモンの病気は、抜け毛がひどくなることに加えて、明らかに体調不良を伴います。
② アレルギー性皮膚病・・・体の免疫が関係する場合があるアトピー性皮膚炎、季節性で免疫が関係するアレルギー性皮膚病などが挙げられます。
どちらも愛犬の抜け毛がひどくなって様子がいつもと違う場合には、速やかに動物病院を受診するようにしましょう。
寄生虫による感染症
寄生虫により感染症にかかってしまうと、抜け毛がひどくなることがあります。
例えば、ノミはノミアレルギー性皮膚炎を引き起こし、イヌヒゼンダニでは犬疥癬、常在菌であるニキビダニでは毛包症など寄生虫による感染症への罹患が原因で抜け毛がひどくなることはあります。
また寄生虫による感染症により抜け毛がひどい場合にも、速やかに動物病院を受診してください。
そして、
換毛期のある犬種
これは病気、ストレス、環境に問題のないワンちゃんでも犬種によって、被毛が生え変わる「被毛期」があることで抜け毛が多くなります。
犬の抜け毛が多くなる時期、犬種による違い 被毛期は抜け毛が多くなる 犬の換毛期は春から夏にかけて、秋から冬にかけての年中に2回あり、季節ごとに対応できるようになっています。
春の換毛期で冬毛が抜け落ち、夏の暑さにも耐えうる夏毛に生え変わります。
秋の換毛期では夏毛が抜けて、保温性の高い冬毛に生え変わります。
これはその犬種が生き抜いてきた特有の性質、換毛期には必ず抜け毛が多くなります。
被毛の構造が違うと、抜け毛の量も異なる 犬の被毛の構造には、トップコートとアンダーコートの両方をもつ「ダブルコート」の犬種と、トップコート(オーバーコート)のみの「シングルコート」にあたる犬種の2種類があります。
そのうち、ダブルコートの犬種のみに換毛期があり、抜け毛が多くなる特徴があります。また、ダブルコートをもつ犬種の代表例としては、柴犬や秋田犬などの日本犬やラブラドールレトリバー、ダックスフンドなどが挙げられます。
一方でシングルコートの代表例としては、プードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどが該当します。
被毛の長さが違うと、抜け毛の量も異なる 犬の被毛は日本犬やラブラドールレトリバーといった「短毛種」と、プードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどの「長毛種」に分けられます。
被毛の長さによる抜け毛の量の違いとしては、短毛種は長毛種と比べると、毛が短く生え変わりの周期が短いことで、抜け毛が多くなりやすい。
犬の抜け毛対策は?
一番有効なのは、こまめなブラッシング
般的にブラッシングは、スリッカーブラシとコームを使うことが多いと思います。
換毛期の抜け毛対策でのブラッシングには、ファーミネーターやラバーブラシといった抜けやすい毛をより多く取り除くことができる道具もおすすめになります。
服を着せる
毛の抜けやすい犬種の場合には、服をきせることも抜け毛対策には有効です。
服を着ることで、抜け毛が舞い落ちることを予防できます。
また、服を着用することで冬は防寒になります。
さらに夏は接触冷感などの作用のある夏服もあり、暑さ対策もできて一石二鳥です。
不足した栄養素を補うサプリメント
亜鉛やビタミン、アミノ酸などがワンちゃんの被毛の成長に必要な栄養素です。
でも、意外と食事でもドッグフードの種類によっては、栄養素が偏ることで抜け毛が増えてしまうことも💦
その場合には、犬用の栄養素を補うサプリメントもご検討ください。
トリミングサロンでプロに任せる
愛犬美容室QunQun、愛犬出張トリミングE-QunQunや多くのサロンで行うトリミングは、ブラッシングやシャンプーなどのお風呂、カットまで抜け毛対策に必要なことが一度で済ませられ、その時期には換毛期のある犬種のワンちゃんにご来店頂きます。
トリミングサロンでは、春から夏の換毛期で熱がこもり夏バテや皮膚炎を起こしやすい柴犬などの全身の毛をバリカンで短くする「サマーカット」など、飼い主様のご要望にお応えできます。
犬の抜け毛を掃除する時のコツや注意点
フローリングの掃除
今の家の構造は、リビングなど部屋がフローリング張りで広いことが多いと思います。
フローリングは抜け毛が発見しやすく、掃除がしやすい特徴があります。
ただ、物と物の隙間や隅、思わぬところに抜け毛が溜まりやすいです。
特に愛犬がケージを使っている場合には、壁とゲージの間の隙間に抜け毛が溜まりやすいと思います。
おすすめ~フローリング用ワイパー~
物と物の隙間や隅といったこまかい場所も掃除しやすく、小回りが効く掃除グッズです。使用する場合のポイントは隅から中央へ向けての掃除♪
カーペットの掃除
カーペットは毛足が長いものや繊維がまばらなものなどがあり、犬の抜け毛が繊維の間に入り込み、見えているのになかなか取れない。こんな時は?。
粘着性クリーナーとゴム手袋
一般的にコロコロと呼ばれる粘着性クリーナーで表面のある程度の汚れや抜け毛を取り除きます。
さらに、ゴム手袋をつけカーペットをこする摩擦で、大量の抜け毛を除去する方法です。
1. 表面にある汚れや毛を粘着性クリーナーである程度取り除く
2. ゴム手袋を手にはめて、カーペットの表面をこする
3. 摩擦でまとまった抜け毛や汚れを掃除機などで吸引除去する
塩と掃除機
カーペットの繊維の奥まで入り込んだ抜け毛には、塩と掃除機を使う方法がおすすめです。カーペットの表面に塩を撒くことで、繊維の奥のほこりと絡んでいる抜け毛に塩が吸着し、それを掃除機で吸い込むことで、取り除くことができます。
ただし行う場合には。愛犬が塩を舐めないように注意してください。
トリマー必須グッズ!?
トリマーの為に生まれた商品
ソファーや車の座席シート
【ソファ・カーシート用クリーナー】
これはコロコロでキレイになったかなぁ~と思っても使ってみると、ソファや車の座席シート、クッションに付いてしまった犬や猫などの抜け毛を目に見えない表面の突起で絡め取り、束状にまとめて除去します。
こちらも必須、私も家と車に常設、頼りにしています♪
洋服
ワンちゃんを抱っこした後や洗濯して畳もうとしていた洗濯物にワンちゃんが座り込んでしまった場合には、洋服などに犬の抜け毛が付いてしまうことがあると思います。
またその際には、粘着性クリーナーで取り除くことが一般的だと思います。
しかし、カーペットなどの汚れを取り除くシートは粘着性が強く、セーターなどの洋服は毛羽立ってしまい、後悔したという方はいませんか。
ぜひ洋服を傷つけにくい、抜け毛取り専用クリーナーを使用してみることをおすすめします。
【洋服用の抜け毛取りクリーナー】
クリーナーを転がすだけで、洋服についたペットの毛を簡単に取り除けます。取り除いた毛はクリーナー内のダストボックスに溜まり、処理も簡単です。
トリミングサロンで働くトリマーもこちらとコロコロは必須アイテム☆彡
本当にトリマーの為に生まれた商品と思います♪
犬の抜け毛、あなたの悩みの始まり
まとめ
犬を飼っていると、抜け毛は避けられない悩みの一つです。
特に季節の変わり目には、抜け毛が増え、愛犬の健康にも影響を与えることがあります。
今回は犬の抜け毛の原因から対策、お掃除のポイント、コツをご紹介しました。
犬の抜け毛は、換毛期などの生理現象により多い場合と病気など異常な場合で多い場合があります。
また、愛犬の抜け毛でお困りの場合には、ぜひ紹介したお掃除グッズを♪
四日市市、亀山市、菰野町、鈴鹿市、いなべ市など愛犬美容室QunQunそれぞれ店舗近隣の飼い主様で愛犬の抜け毛が気になる方は、日頃のケア、お手入れにもご相談ください♪
愛犬出張トリミングE-QunQunでも、抜け毛について、日頃のお手入れ、犬種、年齢に合ったトリミング、シャンプー、お手入れ方法をアドバイスしております。
ぜひ、津市、鈴鹿市、亀山市、四日市市など三重県津市より以北の飼い主様は、愛犬出張トリミングE-QunQunのトリマーとその子のお悩みもご相談ください♪