ペットの肌質に合わせたシャンプーとトリミングのポイント
2024/04/12
ペットにはそれぞれ個性的な肌質や毛質があります。
そんなペットたちのために、専用のシャンプーやトリミングが必要になってきます。この記事では、ペットの肌質や毛質に合わせたシャンプーとトリミングの方法をご紹介します。ペットの健康を考えたお手入れの方法について、ぜひ参考にしてください。
目次
ペットの肌質を見極めるポイント
トリミングでのお手入れをする前に、ワンちゃんの肌質を見極めることが大切です。
身体全体を覆っている皮膚は、皮下組織を含め、その重量は人では体重の約16%、ワンちゃんでは成犬で約12%を占めています。 人は表皮が約15層で、ワンちゃんは約3層であり、ワンちゃんの方が表皮は薄くなっています。 これは、犬は被毛が発達しているため表皮が薄いのではと言われており、この事からもワンちゃんの皮膚はデリケートです。
ワンちゃんは人と同じように、肌質によって適したお手入れが異なります。 まず、肌が乾燥しているか、または油分が多いかを確認です。乾燥している場合は、保湿成分の多いシャンプーを用い、油分が多い場合は天然成分の入ったシャンプーを選ぶとよいでしょう。また、アレルギー体質のペットの場合は、刺激の少ないシャンプーが適しています。 毛質にも注目し、ワイヤーヘアや長毛種のペットは、絡まりにくいシャンプーを用いることでお手入れがしやすくなります。ペットの肌質を見極め、適したお手入れをすることで、ペットの健やかな肌を維持し、より快適な生活を送ることができます。
毛質に合わせた適切なシャンプーを選ぼう
ペットサロンでお客様からよく聞かれる質問の一つがどのシャンプーが適していますかというものです
。実は、犬や猫の毛質によって適したシャンプーが変わるため、選び方に注意が必要です。
例えば、ロングコートの犬や猫は絡まりやすいため、柔軟性のあるシャンプーが好ましいです。また、センシティブ肌のペットには、アロエやカモミールなどの保湿成分が配合されたマイルドなシャンプーがおすすめです。また、白い毛のペットには、黄ばみを防ぐためのブライトニングシャンプーが適しています。
一方、短毛種のペットは、油分が多く出るため、逆に洗浄力が強いシャンプーが必要です。
また、水が苦手なペットには、リンスインシャンプーがおすすめです。シャンプーのつけおきやすすぎも、毛の状態によって異なります。
ペットサロンでは、ペットの毛質に合わせてシャンプーを選ぶことが大切になります。専門知識を持っているスタッフが一番適したシャンプーを選んでいます。適切なシャンプーを使い、ペットの毛並みを美しく保ちましょう。
天然成分シャンプーで、ペットの肌を優しくケア
トリミングでは、ペットのお手入れを行う際に、ペットの皮膚や毛並みに負担をかけることのないように、マイルドなシャンプーを使用しています。前々項でも述べた様にペットの肌は、人間の肌よりも薄く、デリケートなため、強い刺激を受けると赤みやかゆみが生じることがあります。また、ペットの毛並みは、皮脂や汚れが付着しやすいものです。
ただ、ペットショップなどでは、未だにコストを抑える為かママレモンの様な強力な洗浄力のシャンプーを使っているところもあり、トリマー自身の手肌の状態にも影響が出るほどです。ご注意ください。
一緒に暮らすペットに合わせたトリミングスタイルを考えよう
犬種によっては毛が抜けやすい種類や長毛種、短毛種、カーリーなど様々なタイプがあります。
また、大型犬や小型犬、アレルギーのある子や老犬、若い子など、ペットの年齢や状態に合わせてトリミングスタイルをご相談ください。これにより、ペットに負担をかけず、トリミング後も健康で快適に暮らせるようになります。
QunQun、E-QunQunでのトリミングは、先ず飼い主様とのコミュニケーションを大切にしています。飼い主様がイメージするスタイルに合わせつつ、ペットの毛質や特徴を考慮して提案、トリミングを行います。
また、ワンちゃんとのコミュニケーションも大事にして、トリミング中にはワンちゃんを安心させるように心がけています。
津市、鈴鹿市、亀山市、四日市市、菰野町、いなべ市など三重県津市より以北の飼い主様、ペットの健康や快適な生活をサポートするため愛犬美容室QunQun、出張トリミングE-QunQunでは、トリミングスタイルにもこだわりを持って取り組んでいます。お気軽にご相談ください。