「毛玉ですね☆」と言われる前に-トリミングで健康維持
2024/05/17
ワンちゃんを飼っている方で、トリマーから「毛玉ですね☆」っと言われてドキッとされた経験をお持ちの方もいませんか?
毛玉はワンちゃん、猫ちゃんにとっての健康リスクになるため、適切なお手入れが必要です。
本記事では、ペットの毛玉対策とお手入れ方法についてご紹介いたします。トリミング、日頃のお手入れを欠かさず、ペットの健康維持にお役立てください♪
目次
毛玉とは
飼い主さんであれば、毛玉について既にご存知かと思いますが、毛玉とは、犬や猫の被毛が集まって固まり、ボール状になったもののことをいいます。
毛玉ができ、それを気にした犬や猫は誤って飲み込み、喉に詰まったり、腸管に詰まったりすることがあります。
これは健康上の問題につながりますし、被毛がきれいでなくなってしまうため、美容上の問題にもつながります。ペ
では、毛玉の主な原因は、ブラッシング不足・毛のこすれ・汚れ・静電気・シャンプー後のブロー不足など様々です。 脇の下、首まわり、お腹など、動くときや首輪やハーネス・お洋服で毛がこすれる場所は毛玉になりやすいです。
毛が短い犬種でも、毛量が多い柴犬などはブラッシングしないともつれはできてしまいます! 特に換毛期はブラッシングをサボってしまうと、生えている毛に抜けた毛が絡まってもつれの原因になります。
毛玉が引き起こす問題
トリミングでは、愛犬や愛猫のお手入れを行っているわけですが、中でも重要なのは毛玉の対策です。
毛玉は体毛がひとまとまりになったもので、健康被害が繋がる事があります。
毛玉は、飲み込むと腸内に詰まって排泄が滞る、食欲不振になる、呼吸困難に陥るなどの重大な影響があります。
また、毛玉ができると、毛の根本が引っ張られます。そうすると、皮膚も一緒に引っ張られ、ケガ、痛みが発生します。傷口に細菌に感染すれば、炎症を起こしてしまう可能性も考えられます。
通気性も悪くなり、汚れもたまりやすくなります。不衛生になることで寄生虫が発生して炎症や皮膚炎につながることがあります。
毛玉対策の基本
飼い主様が出来る最も重要な毛玉対策の基本は、定期的なブラッシングです。
ワンちゃんの毛は、ブラッシングすることで空気中のダストや汚れを取り除くことができます。そして、その毛の毛玉を予防することができるのです。
また、飼い主の方も、ワンちゃんの毛玉対策について正しく理解正しいブラッシング法についてや、どのような食事を与えると毛玉を予防できるか、毛玉を放置することが問題を引き起こす可能性があるか、知って頂く事でワンちゃんの健康を維持することができます。
お手入れ方法-ブラッシング
ブラッシングは、こまめにすることが必要です。
ただし、ブラッシングを行う際には、ペットの毛質や特徴に合わせたブラシを使うことも大切です。
毛並みが長いペットには、長毛用のブラシが、短毛のペットにはゴム製のブラシが向いています。
また、ブラッシングの頻度も毛並みや季節に合わせて調整することが必要です。
ブラッシングはた、愛犬とのコミュニケーションをはかったり、病気などの異変に早く気づけるという要素もあります。 ブラッシングが嫌いだからと放置せず、少しずつブラッシングに慣らすように続けることが大切だと思います。
トリミングで健康維持
ワンちゃんの被毛は、その状態が健康状態に反映される場合があります。
被毛が乱れていると、ワンちゃんの皮膚にダニやノミが発生し、皮膚病を引き起こす可能性があります。また、被毛が長く伸びたままだと、動きが制限されたり、不潔な環境になる場合もあります。
トリマーのトリミング中にワンちゃんの体調や不調の早期発見につながり、健康維持にもつながります。
トリミングは、ワンちゃんの美しい被毛を保つだけでなく、健康維持にもつながります。
定期的にトリミングサロンでのトリミングを行うことで、ペットとの生活がより良いものになります。